忘れてはいない。いつも。パート1
2024.02.01 <日記>
K先生の市長選挙は現職市長との一騎打ちだった。
私はまだ若く、選対とはいえ、市議でもなんでもない肩書きのないひとりの支援者に過ぎなかったが、
インターネットを駆使する選挙などまだなかった時代でもあったが、小さな企画会社をしていた私は、
自称「ネット部隊」をつくり、相手候補をネット上でチェックしていた。
選挙戦の火蓋が開き、
突然、現職市長側のブログに目を疑うような、K先生を侮辱する文章が書かれているのを発見し、
その文章をコピーして候補や選対幹部に見せても、当時はネットのブログの文章にそれほどの威力があるとは、誰も思わない時代
誰にも私の忠告は相手にされなかった。
その文章はK先生の市長選挙を最後まで苦しめることとなることをまだ誰も知らなかった。