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産後ケアが県内で拡大

2022.05.24 <日記

IMG-9470.JPG総括質問で「産後ケア」について以前質問をしました。

県内で拡大傾向であり、嬉しいニュースです。

前回の質問

(1)産後ケア事業

①妊娠期から出産後の支援

(質問)

近年、核家族化が進み家族からのサポートが受けられず、孤立してしまう母親や新型コロナウイルス流行により感染への不安や外出自粛で孤立しがちな環境によって産後うつが増えていると聞いています。産後うつ予防のための本市における妊娠期から出産後における支援について伺います。

(答弁)

本市における妊娠期から出産後における支援についてでございますが、本市では妊娠届出時に全数、保健師が面接を行い、出産後までのサポート状況を確認し、サポートが得られない場合、妊娠中から地区担当保健師による電話や訪問支援、産後ヘルパー利用の事前登録を行う等の支援を行っております。

また、出産後につきましては、産婦健康診査の助成を産後2週間及び1か月後の2回行い、産後の母体の身体的回復と授乳状況及び、産後うつ病などの精神状態の把握をしております。健診の結果、早期に支援が必要だと判断された場合には、医療機関との連携により、地区担当保健師が早期から介入することができ、助産師訪問や産後ケア事業につなげる等、産後の母親に寄添った支援を行っております。

(質問)

②産後ケア事業-居宅訪問型

産後うつ予防のための本市における妊娠期から出産後における支援について伺い、支援内容についてはわかりましたが、産後ケア事業において今年度より居宅訪問型を開始していますが、その状況について伺います。

(答弁)

居宅訪問型の状況についてでございますが、今年度より子育て支援課直営にて実施しております。外部に委託ではないため、母親からの利用希望があった際、日程調整がスムーズに行え、早急に対応することができております。利用者の状況をみますと、移動手段がなく、医療機関での産後ケア利用が難しい方や、新型コロナウイルス感染への不安から外出を控えているという方、多胎育児のために自宅での沐浴や休養を希望される方が利用されております。

今後も産後ケア事業の周知を図り、必要な方へ支援が届くよう努めてまいりたいと考えております。

(要望)

産後ケア事業-居宅訪問型 アウトリーチは子育て支援課直営ということで、利用した母親からも予約がスムーズだと評価を得ているようです。

民間の産婦人科医院も「産後ケア」の充実を念頭に入れて運営をしているとのことですが、現在自宅で孤立し、悩んでいても、新型コロナウイルス感染予防のため、外出を控えている産後の女性が多いと思います。そんな時自宅に保健師が訪問してくれるというありがたい事業であります。

産後うつ等で助けを求める母親にとって、スピーディな対応がなによりも安心すると思いますので今後も周知と支援をお願いいたします。

今後も産後の女性を助ける支援に積極的に取り組んでまいりたいと思います。

あらいみか(新井美加)

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