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前橋市議会 3月定例会 総括質問 石倉踏み切り

2018.03.20 <日記

 (質問)

地域の諸課題について

JR上越線安中街道踏切の拡幅整備

拡幅整備に至った経緯

石倉町地内にある安中街道踏切につきましては、朝夕の交通量が非常に多く、歩道がなく狭い道路の路肩を児童が通行しており、また、踏切の距離が長く、危険な状況のため、通学路における箇所緊急合同点検により指摘を受けた箇所であり地域の方々からは一日も早い改良が望まれていました。平成28年度からの拡幅工事もようやく完了し地元住民の方からも通学する児童などが安全に通行できるようになったとの声を数多く聞いております。

そこで、拡幅整備に至った経緯について伺いたい。

(答弁者 建設部長)

当該踏切道は、朝夕の交通量が非常に多く、接続する市道に較べ、踏切内道の幅員が狭いため、歩行者や自転車が自動車と接触して線路への転落する恐れがあるなど、かねてより危険な踏切として、地元や学校関係者からも改善の要望を受けておりました。

一方、当該市道は都市計画道路に位置付けられていることから、将来の都市計画道路事業と併せて踏切改良を行うというのがこれまでの方針でありました。しかしながら、昨今の財政事情や現行の道路構造令に照らした場合、当分の間、都市計画道路としての事業化は難しい状況であることを踏まえ、現状の中で最低限度の安全対策を講じる必要があると判断し、JR側と協議を重ねてきました。

その結果、限られた条件の中でありますが、踏切内の構造改良によって片側だけでありますが歩道部を拡幅することの協議がようやく整い、長年の懸案であった拡幅整備の着手したものであります。

 

(質問)

整備内容

限られた条件の中でありますが、踏切内の構造改良によって片側だけでありますが歩道部を拡幅することの協議がようやく整い、長年の懸案であった拡幅整備の着手したという経緯については、分りました。次に整備内容について伺いたい。

(答弁者 建設部長)

整備の内容についてですが、JR東日本所有の土地を協議により道路用地として使用させていただき、整備前は幅員6.5mの踏切道でありましたが、渋川方面に2.0mの歩道と高崎方面に0.5mの路肩を設置し、合せて9.0mの踏切道へ拡幅いたしました。

また、拡幅整備に併せて通信ケーブルや踏切保安施設の更新及び踏切道内の段差解消や軌道の隙間を改修するなど平坦性を確保する工事も行いました。

これにより踏切道を通行する歩行者や自転車及び自動車にとって、従前とは見違えるような安全かつ円滑な通行が確保されたと考えております。

なお、本年2月にJR東日本立会いのもと完成検査を実施し、拡幅整備は完了しております。

(質問)

 JRとの協議と費用負担

歩道が設置されたことにより、通学する児童や地域の方々にとっては大変安全な踏切となりました。

事業を実施するにあたり、JR東日本との協議は大変だったと思いますが踏切道を改良する場合はどのように協議を進めていくのか、また、費用負担の考え方について伺いたい。

(答弁者 建設部長)

 道路と鉄道が交差する踏切を改良する場合、事業の実施時期をはじめ、改良の内容、費用の負担、施工区分や管理区分など取り決めるべき内容や法手続きなど多岐に渡るため合意に至るまでに相当の期間を要しました。

また、総額約6千5百万円に及ぶ費用負担については、JR側にも負担をお願いすべく協議を重ねるとともに、類似事例の費用負担の実態について中核市へのアンケートを行うなど研究してきましたが、本件のような、踏切道を整理統合せずに改良するケースでは、国で定める「踏切道の拡幅に係る指針」及び「道路と鉄道との交差に関する協議等に係る要綱」に照らして、相互負担ではなく、工事の計画者が負担する、という結論に至りました。

厳しい財政事情は十分に承知していましたが、悲惨な踏切事故を未然に防ぐことが最優先と判断し、全額市の負担として整備を行ったものであります。

(質問)

 生活道路の安全対策

厳しい財政事情は十分に承知していたが、悲惨な踏切事故を未然に防ぐことが最優先と判断し、全額市の負担として整備を行ったものであり、

今回の拡幅整備は、市の担当者の方々の交渉や協議により、通常では難しい整備であっても、何とか安全確保を図りたいという気持ちで進めていただけた事業であると思います。

 私は立体交差など抜本的な整備の難しさはよくわかりませんが、段階的でもいいと思います。毎日使う道路だから早期に危険な状態を脱し、子供達や地域の人々が安全に通行できる道路整備が何よりも大事な事だと思います。

 今後、生活に密着した道路の安全対策をどのように進めていく考えなのかお伺いします。

(答弁者 建設部長)

 身近な生活道路に対する安全対策では、地域の実情や課題を正しく理解し、迅速かつ確実な対応が求められております。

一方で、市街地において新しく歩道を設置しようとすれば、莫大な予算や長期間を要することになります。しかし、例えば、2車線の道路を1車線に減らせるのであれば、費用も時間も掛からずに安全な歩行空間を確保することができます。そのことによって、車にとっては通行しづらい不便な道路になるのかもしれませんが、この先も厳しい財政状況が続くものと考えれば、子供や高齢者の痛ましい事故を防ぐことを最優先として、その副作用として多少の不便さを生じても、それは社会として受け入れてもらう、そういった思想の下で安全対策を進めていくことが必要になってくるのではないかと考えています。

今後は、改めて人優先の考え方の下、従来の整備手法に捉われることなく、地域の実情に適した様々な整備手法を提案し、住民の皆様にご理解を頂きながら、必要な安全対策を講じていきたいと考えています。

(意見、要望)

この先も厳しい財政状況が続くものと考えれば、子供や高齢者の痛ましい事故を防ぐことを最優先として、その副作用として多少の不便さを生じても、それは社会として受け入れてもらう、そういった思想の下で安全対策を進めていくことが必要になってくるのではないかと考えている。

今後は、改めて人優先の考え方の下、従来の整備手法に捉われることなく、地域の実情に適した様々な整備手法を提案し、住民の皆様にご理解を頂きながら、必要な安全対策を講じていきたいと考えています。

との答弁をいただきました。時代にあった安全対策が必要になる思いました。

議員になってすぐ、この踏み切りに対して、たくさんの住民の方からお願いをされました。

内容は様々ですが「開かずの踏み切り、危険な踏み切りをどうにかしてください」というものでした。

開かずの踏み切りに対策費というという新聞記事も今年読みましたが、あくまでも大都市のことで、

線路の高架化や地下化となるとさきほどの答弁の財政の厳しい状況下とそぐわないとなりますと、やはり段階的な整備でも今回のように、あきらかにきれいになり、危険度も少なくなり、住民から感謝の言葉をかけていただけて心から嬉しく思います。

あらいみか(新井美加)

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