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総括質問 食と農 学校給食について

2015.12.29 <日記

  食と農について

  

 (質問)

 食育を進めるための学校給食の役割について、学校給食法ではその目標として、健全な食習慣を養い、生命や自然を尊重する精神、勤労を重んずる心を育て、地域の伝統的食文化や食料の生産、流通及び消費について理解を深めることなどを掲げています。

近年、こどもたちの栄養の面からみた健康を取り巻く問題は、外食や出来合いのものを購入する「中食」の頻繁化などにより片寄った食事となり、深刻化しています。そのような中で、1日に必要な栄養量の3分の1を摂取する学校給食の役割は大変大きいものと考えます。また、地元で採れた食材を地元で消費する地産地消についても食育を推進していく上で重要な役割を担っていると考えますが、学校給食における食育はどのように取り組まれているのかお伺いします。

 

 (答弁)

 学校給食における食育については、生きた教材である学校給食の食材を活用しながら、共同調理場の栄養士、調理技士が積極的に学校に出向き、食育の推進に努めているところでございます。

昨年度は、1,092回学校へ出向き、給食時間の前に行う5分間指導などの食育実践に努めてまいりました。食育の5分間指導では、その日の献立の中にある実際の食材を通して、自分達の成長の基となる6つの栄養素のそれぞれの役割やバランスのとれた食事をとることが大事であることを学びます。

また、地産地消については、子どもたちが身近な場所から新鮮な農産物が収穫され、それが学校給食のメニューのひとつとして提供されていることを知り、それを味わうことで、食の親近感を得るとともに生産と消費の関わりや伝統的な食文化について理解を深める機会としております。

さらに、学校給食において児童生徒が地域や食に関わる活動に対する理解を深め、生産者に感謝する気持ちを通して、豊かな人間性を育むことができるよう、引き続き努めてまいりたいと考えております。


(質問)
 

 学校給食で前橋産農産物の使用割合は46%。

農業体験などを通じて、子どもたちが身近な場所から新鮮な農産物が収穫され、それが学校給食のメニューのひとつとして提供されていることを知ること。

また、それを味わうことで、食の親近感を得るとともに生産と消費の関わりや伝統的な食文化について理解を深める機会となっているということは高く評価いたします。
私も元総社中学校の給食を何度か子供達と一緒に食べました。先日は会派で鎌倉中学校の給食をいただきました。大変おいしく、栄養面でも工夫がされていました。

 

今後とも子供たちの未来のためによろしくお願いいたします。

 

 

 

あらいみか(新井美加)

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