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タイムリーな話題。富岡製糸場世界遺産登録を踏まえた本市の対応と連携した観光について。

2014.06.21 <日記

 平成26年第2回定例会 総括質問(清新クラブ 新井美加 議員)

 4 歴史文化遺産活用推進事業についてお伺いいたします。

 (1)富岡製糸場世界遺産登録を踏まえた本市の対応と連携した観光についてです

 「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、かねてからの悲願であった世界遺産登録に向け進んでいます。今年4月にはユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が世界遺産に登録するよう勧告したことが発表され、これにより新聞によると21日にもカタールで開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式に登録される見通しになっているようです。世界遺産登録が実現すれば近代産業遺産では国内初となるようであり、富岡市はもとより群馬県全体の観光振興に大きな期待が寄せられるものであります。

 群馬の絹産業、蚕糸業を語る上では、本市を象徴する「県都前橋、糸のまち」という言葉があるように、かつては県内を代表する製糸業を営んできたところであります。本市もこうした視点から、絹産業に関わる歴史的建造物や遺産を守ることができていれば、遺産群への加盟も期待できたのではないでしょうか、と考えます。

 そこで伺いますが、間近となっている富岡製糸場の世界遺産登録を踏まえ県内の観光振興を進めるうえで、本市の対応としてはどのような考えがあるのか、伺います。

 

 (答弁)

 世界遺産登録を踏まえた本市の対応と連携した観光についてですが、今週末くらいに予定されている富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録は、群馬県全体の観光振興や知名度アップに繋がることで、大変喜ばしく期待しているところであります。

富岡製糸場との連携としますと、来年1月から放映が予定されているNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に関連した取り組みとして、県をはじめ富岡市も含めた県内市町村と6月29日に設立する推進協議会において県内観光への連携を確認するとともに、初代県令楫取素彦の功績でも富岡製糸場はゆかりがあることからも理由付けができるものと思われます。

こうしたことから、大河ドラマとの連携を図り、富岡製糸場の観光客が県庁の昭和庁舎2階に設置するドラマ館にも訪れていただき、さらには市内観光へ誘導できる仕掛けに努めたいと考えております。

 

 (質問)

本市には、敷島公園バラ園内にある前橋市蚕糸記念館、また、日本最初の機械製糸、藩営前橋製糸所跡などの素晴らしい歴史の軌跡が存在しており、なんとか世界遺産観光に組み込んでいけないかと考えておるところですが、 そのへんも踏まえて、今後の取り組みについて伺います。

 来年一年間、大河ドラマ「花燃ゆ」との連携による観光誘導は、本市への誘客増として期待できるものと考えます。但し、大河ドラマはあくまでも期間限定的な取り組みであり、長期的かつ恒久的な視点からの観光への寄与としては、容易にはいかない面もあるのではないか、と考えられます。

 そこで伺いますが、中長期的な視点から富岡製糸場との連携について、今後、どのように取り組む考えがあるのか、伺います。

 

 (答弁)

 中長期的な視点からの富岡製糸場との連携についてですが、本市は歴史的に絹産業、蚕糸業で栄えてきた都市であり、本市が進めてきた技術が富岡製糸場はもとより県内さらには全国の蚕糸業の発展に大きな影響を与えてきたものと理解しております。

 こうしたことからも、県都前橋の絹産業、蚕糸業の歴史的整理と富岡製糸場との関わりなどの調査とともに、蚕糸に関わる既存の史跡遺産の活用策を検討し、本市の文化政策を推進していきたいと考えます。

 

(質問)
県都前橋の絹産業、蚕糸業の歴史的整理と富岡製糸場との関わりなどの調査、蚕糸に関わる既存の史跡遺産の活用策を検討していただき、「県都まえばし糸のまち」を広く知らしめられるようお願いいたします。

 

5 大河ドラマ「花燃ゆ」プロジェクトの取り組みについて

(1)ドラマ館の展開

 来年1月から12月までの一年間で放映を予定してNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に関する取り組みとしては、今月末に県をはじめ県内市町村の参加のもと、県下全体としてプロジェクト推進協議会を立ち上げ県内観光への寄与を目的に、自治体間で連携した取り組みを展開するとのことであります。この協議会での主な取り組みとしては、観光宣伝の事業はもとより、県庁の昭和庁舎2階に観光拠点となるべくドラマ館の設置を予定しているとのことであります。

 そこで伺いますが、大河ドラマの放映と合わせて来年設置予定のドラマ館について、どのような展開を予定しているのか、現段階の状況を伺います。

 

(答弁)

 大河ドラマの放映に伴うドラマ館についてですが、設置期間はNHKの放映と合わせた来年一年間として、県庁の昭和庁舎2階への設置に向け関係機関との協議を進めております。

 ドラマ館はNHKとの連携により大河ドラマに関連した展示を行うもので、具体的な展示内容には、イメージボード、ドラマのあらすじ、主演者紹介、出演者相関図、ドラマの時代背景、衣装や小道具の展示、シアターの放映、ほか多様な企画展示を予定しているところであります。

ドラマ館の設置運営に関しては、今週末に設立するぐんま「花燃ゆ」プロジェクト推進協議会で確認し、本市が中心となって進めていく予定であります。

 
(質問)
ドラマ館の設置運営に関して、「花燃ゆ」プロジェクト推進協議会で確認し、本市が中心となって進めていく予定であるという

現段階の状況はわかりました。

 次に大河ドラマと観光との相乗効果についてです。

 ドラマ館だけが目的にならず、ドラマ館を訪れたお客様を如何に前橋の観光に繋げることができるかが重要な取り組みであると考えます。

 また、本市に訪れた観光客の方々へ、大河ドラマに関連したお土産商品を取り揃え、本市をPRする絶好の機会ではないかとも思われます。

 そこで伺いますが、大河ドラマと観光との相乗効果として、大河ドラマを活用した具体的な取り組みはどのようなことを予定しているのか、伺います。

 

(答弁)

 大河ドラマと観光との相乗効果への具体的な取り組みについてですが、推進協議会における誘客宣伝事業の中で、キャッチコピー、公式キャラクター、ロゴマークを決定し、ポスターやチラシ、のぼり旗へ活用した観光宣伝とともに、民間の商業団体等と連携した土産商品の開発と販売など観光振興に寄与する事業を展開していきたいと考えております。

 また、昭和庁舎のドラマ館からの臨江閣、広瀬川河畔、文学館、アーツ前橋など中心市街地に繋がる街なか回遊についても市内観光の仕掛けとして取り組んでいきたいと考えています。

 

(質問)

観光宣伝、民間の商業団体等と連携した土産商品の開発と販売など観光振興に寄与する事業の展開、また、昭和庁舎のドラマ館からの歴史散策やまち中、回遊の市内観光の仕掛けに取り組んでいるということはよくわかりました。

 すでに中心商店街などでは、この大河ドラマ人気にのり、起死回生を図るべく、商品開発の相談もきております。

たとえば、かとりせんべい、かとり弁当等々・・夏の夜には「かとり線香」というキャッチフレーズを用意したお香の専門店もあると聞いています。

他の都市でも歴史文化を観光にと考えている行政は、NHKの大河ドラマの舞台に「わが街を」とPRを必死を行っているそうです。

そんな中での今回の「花燃ゆ」は前橋にとって千載一遇のチャンスと思えてなりません。

このチャンスをしっかりつかんで未来につなげていってほしいと思います。

 

あらいみか(新井美加)

あらいみか事務所

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