ブログ

長年の懸案 西部環状線 溢水対策 定例会での質疑応答

2023.03.26 <日記

6 西部環状線現地測量等について

(質問)

(1) 路線概要  

都市計画道路西部環状線は、西部第一落合地区の土地区画整理事業による道路整備にあわせて、未整備の区間を街路事業として整備を開始する予定であり、まず令和5年度内に現地測量を行いたい旨、先日開催された地元説明会にて伺ったところである。

路線および事業の概要について伺います。

(答弁)

 西部環状線の路線概要についてですが、本路線は古市町から総社町総社に至る全長約3,160m、幅員22mの都市計画道路です。全区間のうち、4車線区間である主要地方道前橋・高崎線から国道17号までの区間及び2車線区間のうち元総社西部第三明神地区土地区画整理事業区域内が整備済みであり、元総社蒼海地区土地区画整理事業区域内及び西部第一落合地区土地区画整理事業区域内が現在整備中となっております。

事業概要につきましては、未整備区間のうち、県道足門前橋線から主要地方道前橋安中富岡線までの約360mの区間を街路事業として整備するものです。

(質問)

 (2) 課題と整備見込み  

都市計画道路西部環状線の路線及び事業の概要については理解した。この路線の整備は地域住民の悲願であり、西部第一落合地区の道路整備を併せると道路ネットワークの整備効果は非常に高く、元総社地区全体の整備の気運が高まっていくものと思われ、早期の整備が望まれる。

整備に向けた課題とその対応、整備時期の見込みについて伺います。

(答弁)

 西部環状線の整備に向けた課題は、現時点ではゲリラ豪雨等の際の溢水対策、および用地買収により移転を余儀なくされる地権者の生活再建と認識しています。対応について、溢水対策は今後行われる調査、設計の中で効果的な整備手法を検討してまいります。また地権者に対しては今後の調査や説明の際に要望を十分に伺い、こちらから対応策を提案していくことにより生活再建に繋げてまいりたいと考えております。

 次に、整備時期の見込みは、令和5年度に事業認可を取得し、現地測量等の作業を経て令和7年度には用地買収に着手し、その後可能な箇所から拡幅工事に取り掛かる予定です。事業が順調に進捗すれば概ね令和15年頃に供用開始となる見込みです。

あらいみか(新井美加)

あらいみか事務所

〒371-0846 前橋市元総社町 2274
tel: 027-289-6469 fax: 027-252-0143
mail: info@araimika.com