前橋市 こども未来部の創設とヤングケアラー担当の役割
2023.01.23 <日記>
何度か質問をしてきたことが施策として現実になる。この瞬間が議員として一番嬉しい。
「広報まえばし」の市議会だよりをご覧ください。
こども未来部の創設
〈問〉令和五年四月の組織機構改革で、子ども施策担当部門として、新たにこども未来部が創設され、更にヤングケアラー担当も配置されるとのことですが、どのような施策展開を予定しているのか伺います。
〈答〉すでに児童福祉部門と母子保健部門を統合し、子育て施策に係る事務を保健センターで一括して対応できる体制になっていますが、子ども施策を専任し、司令塔となる部長が保健センターに常駐することで、施策の意思決定や総合調整を迅速に行えます。ヤングケアラー担当は、教育委員会事務局にも配置されるので、連携強化を図り支援の具現化に努めます。常に子どもの最善の利益を第一に考え、子どもに関する取組や政策を強力に進めるよう取り組みます。
ヤングケアラー担当の役割
〈問〉組織機構改革では、こども未来部と合わせ、教育支援課青少年支援センター内にもヤングケアラー担当が配置されます。担当が果たす使命は重要と考えますが、その役割を伺います。
〈答〉大変困難な家庭環境にある子どもたちに、福祉及び教育部門が連携して支援する体制を整えるため配置します。支援で最も大切なことは、学校生活においてヤングケアラーであることの疑わしき兆候をいち早く察することで、家族の世話などがある場合は福祉サービスにつなぐ必要があります。学校からの情報を収集し、こども未来部の担当と情報交換、連携し組織的な支援につなげるのが役割です。