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令和3年第3回定例会 総括質問 コロナ禍における生活支援について

2021.09.15 <日記

R3 第3回定例会 総括 新井美加議員

(質問)

1 コロナ禍における生活支援体制について

⑴自宅療養の現状について

陽性者の急増に伴い、当該感染症の入院病床と療養施設が逼迫したことにより、県では入院、施設療養の他に自宅療養を8月23日から開始していることと承知しています。

また、自宅療養の開始にあたり県では自宅療養者、療養施設入居待機者への健康観察などを集中的に実施する「群馬県健康観察センター」を8月20日に開設しているとのことです。本市では本日から無症状等で自宅療養をしている方への健康観察業務を同センターへ移行していく予定だとお聞きしていますが、本市保健所も健康観察などの見守りを継続して、おこなっていくと聞いております。

 このあとの質問で、子どもの感染予防についてもお聞きいたしますが、最近では幼いお子さんが感染する事例が多発しており、家庭内でお子さんだけが感染し、両親は陰性の場合やその反対に、親御さんのみが感染し、子どもは感染していないケースなどがあるものと認識している。

 このような世帯の場合、お子さんと親御さんが離れて、入院または療養することは困難であると推察されるが、幼児であればなおさら無理なことです。私がこの質問をするきっかけになったある家族の事例をご紹介します。(ご本人、ご家族の了解を得ています)

 三人家族の方で、ご主人が陽性。持病があるご主人が息苦しさを訴え、保健所で病院を探していたので、私も保健所の現場に駆けつけました。保健所内のふたつの部屋で、職員が片時も受話器を離すことなく、県と病院の調整をはかっていました。ご主人は群大に入院。その後、濃厚接触者である奥様が陽性。お子さんは陰性。母親と離れたくないと泣き叫んでおりました。

そこで、入院、療養等の調整について、市保健所の対応について伺います。

(答弁)

 小学生以下のお子さんがいる世帯で新型コロナ陽性者が確認された場合の本市保健所の対応についてですが、世帯構成や世帯の中で他に感染者がいるか、症状の重さ、など、個々の世帯の状況によって対応は異なります。

 例えば、お子さんがコロナ陽性で症状が重く入院が必要な場合などは、親御さんが入院に付き添うことが見込まれます。一方、症状が軽い場合などは、感染対策を講じて、自宅で療養する などが考えられます。

 また、逆に親御さんが陽性で症状が重く、お子さんが陰性である場合などは、一緒に入院するなどの対応がとられており、軽症の場合などは、一緒に療養施設に入所するか、自宅療養などが想定されます。いずれの場合も陽性者が確認された世帯状況を十分に見極めるとともに、患者等の意向も確認しつつ、当該世帯が安心して療養できる環境づくりに努めております。

(要望)

 コロナ陽性者となり、自宅療養を余儀なくされた方々は、自宅から出ることもできず、社会生活の一部から分断された生活を余儀なくされます。

 現在、自宅療養の方に対する具体的な生活支援について、5日分の食料や飲み物等を自宅玄関前に無料で配達。約10日ほどの療養期間なので、足りない場合は、上限として、プラス一回の配達は無料。その他トイレットペーパーなどの生活必需品は生理用ナプキン、新生児用のおむつも現在無料で、配達してくれるようですが、いざという時のために、食料品や生活必需品の買い置き、子どもの好物を用意しておくと良いと思います。

ゴミを収集する方々もエッセンシャルワーカーとして、早めにワクチンをしているそうですが、自宅療養中の方もルールをきちんと守ってゴミ出しをすなど市民に周知していただきたいと思います。

自宅療養が増え、家族内の感染によるパターンも違ってくると思います。

家族の感染によるパターン別の支援対応マニュアルづくりが必要になってくると思います。

早急な対応を求めておきます。

(質問)

(2) 子どもの感染予防

 本日朝の発表で、前橋市では自宅療養者は、30人なりました。

 その中には、保育園児等も含まれています。7月以降、猛威を振るっているデルタ株は、従来のウイルスや先に流行していたアルファ株と比べて感染力が強いと言われている。

また、デルタ株については、子どもへの感染力も強く、本市でも若年層の感染者も増えていると認識している。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、一番の被害者は幼い子ども達ではないでしょうか?

今後はワクチン接種のできない12歳以下の子どもの生活をどう守るか支援するかということが最重要課題となります。

そこで、10代以下の感染者数等の最近の感染状況、感染対策についてについて伺います。

 

(答弁)

 最初に本市で新型コロナ感染症の陽性者が確認された令和2年3月から令和3年3月末までに、市全体で709人の陽性者が確認されておりますが、そのうち10代以下の人数は80人で、割合では11.3%でした。

 本市でもデルタ株がまん延し始めた令和3年7月と8月の2か月間では、全体で931人の陽性者のうち10代以下の人数は183人で、割合としては19.7%で、前年度と比較して人数では103人、割合では、8.4ポイントの増となっております。

12歳未満の子どもについては、ワクチン接種の対象外であることから感染対策について、学校や保育施設等を通じて一層の周知、啓発に努めて参りたいと考えています。

 

(要望)

 家庭内での手洗い、うがい、マスクなどの感染対策の強化も徹底するよう注意喚起をお願いいたします。「子どもを守る」という意識を保護者に強く自覚していただきたいと思います。

(3) 妊婦の感染予防

 先日、千葉県では、自宅療養中の陽性者の妊婦が、入院先が見つからないまま自宅出産となり新生児が死亡してしまうという、痛ましい事案がありました。

そこで、本市における妊婦陽性者の対応状況について伺います。

(答弁)

 陽性が確認された妊婦への対応についてでございます。コロナ陽性者の病院等での療養調整に関しましては、群馬県による統一的な取扱い、調整のもとでの対応をしておりますが、妊娠20週以降の妊婦で陽性が確認された場合は、速やかに入院調整を行っております。

 入院までの間は万が一に備え、健康観察等により当該妊婦の健康管理にも留意している状況でございます。

(要望)

妊婦のコロナ陽性者の病院等での療養調整に関しては、群馬県による統一的な取扱い、調整のもとでの対応をしているとのことで、県の健康観察センターに問い合わせたところ、妊婦がコロナ陽性と判断された場合、症状がある妊婦、有症状は病院。

現在の情報では、32週未満は群大。 32週過ぎている場合が日赤。

無症状でも20週過ぎている場合は病院へ入院。

無症状で20週未満はホテルへ宿泊療養。 

急変した場合は病院へ搬送することになっております。

妊婦がコロナ陽性となった場合の電話連絡等、蜜にとっていただき、健康観察をしていただきたいと思います。

(質問)

(3) 妊婦の感染予防

  ②妊婦へのワクチン接種の周知啓発

先の議員さんのこれまでの答弁により、過日、取り組みの始まった妊婦へのワクチン優先接種の体制や概要などについて理解した。

この取り組みの効果を高めるため、対象の妊婦の方たちにいかに情報を的確に届けるかが重要であると考える。妊婦はホームページやSNSチェックし、情報を得ています。

  そこで、妊婦への情報発信について伺います。

 

(答弁)

 妊婦へのワクチン優先接種に関する情報発信についてでございますが、接種を希望する妊婦にすみやかに情報が届くよう、接種を実施する医療機関や接種日程などの必要な情報について、ホームページやSNSで情報発信を行っております。

また、優先接種を実施する関係医療機関にチラシ掲示するほか、福祉部とも連携を図り、母子手帳の交付時や妊婦の方を対象とした教室においてもチラシを配布するなど、より一層の周知啓発に努めてまいりたいと考えております

 

(要望)

 医療機関を順次ホームページでアップするようですので、早い対応をお願いいたします。

 私は、今回のこの質問に対しては、ひとりの女性として、また、妊娠の経験者として、この場に立たしていただいています。安心して妊娠・出産ができない世の中になってしまったことについて悲観しているだけでなく、なんらかの対処法を見出す必要性があります。 

現在、妊婦の予防策としては、もちろん、不要不急の外出をしない等、最善策としては、重症化を防ぐために、ワクチン接種を呼びかけていくしかありません。厚労省も「新型コロナワクチンが妊娠、妊婦、胎児、母乳などに悪影響を及ぼすということはない」とした上で、妊婦やその配偶者が希望する場合は、できる限り早く接種ができるよう配慮を促しています。

 そして、妊娠中は通常でも不安定になる妊婦が、ワクチン接種についても自分のかかりつけの産婦人科医でワクチン接種をしたいという希望があるのは当然のことです。実際に産婦人科医院にお聞きしたところ、患者さんからかかりつけの産婦人科医で接種できないかと相談があったそうです。

その希望に沿うことは、妊婦を安心させるためには最重要であると思います。

私からも要望しておきます。

 私は今、「まずは感染しないよう、自分の身は自分で守ってください」「これからの現実を受け止めてください」と市民の方にお話ししています。

前橋市はいち早く、ワクチン推進室も稼働させました。

寝ずに対応している保健所の負担が増えることのないよう市民との協力を促していく時期に来ていると思います。

 

あらいみか(新井美加)

あらいみか事務所

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