前橋市議として
2021.01.21 <日記>
「なぜ、市議会議員になりたいと思ったのですか?」
と聞かれることがあります。
シンプルな質問ですが、お答えするのがなかなか難しいのです。なぜなら色々な思いがあり、一言では言えないのです。しかし、最初の選挙の時に、はじめにその質問を私に聞いたご婦人がいらしゃいました。福田康夫元総理夫人です。
私は大変恐縮して、直立不動のままなにも答えられませんでした。
その時、夫人が「前橋市民の皆様のために役に立ちたいとただ、それだけ言えばいいのよ」と笑顔で優しく仰ってくださいました。
まさにその通りなのだと思います。頭であれやこれやと考えるより、「前橋市民の皆様のために」という想いからブレなければ議員としてなにも悩むことはないのです。ただそれのみなのだと思います。
私は九州に嫁ぎ、二歳の娘を連れて、前橋に戻ってきました。その頃は「バツイチ」などどいう言葉もなく、ひっそりと目立つことなく暮らしていましたが、明日のごはんにも困る状態の中、ひとり親の18歳までの医療費無料等の国の補助にどのくらい救われたかわかりません。
そんな経験から国や県や市の政策に興味を持ち、勉強を始めました。
それが今に繋がっていると思います。
「前橋市民のために」
そのことだけを心に止めて、今日も歩きます!