9月議会での出番は3回。総括質問、委員会質問、討論。その違いは?
2020.10.13 <日記>
議会の総括質問については「総括」という言い方は前橋市独自のものです。
「一般質問」という言い方の方が皆さんも聴き慣れているかと思います。
一般質問とは、議員が当該地方公共団体の行政全般(自治業務、法定受託事務を総称するもの)にわたり、執行機関に対し、事務の執行の状況または将来の方針案について説明及び報告を求め若しくは所信を正すことであり、
質疑とは議題に供された事件に対して、疑義を正すことであるからその範囲を超えてはならないので、本市議会では昭和57年の第1回定例会から、質疑と一般質問を併せて、総括質問としています。
質問で幅広い内容を質問できるのが前橋方式。
委員会は所管事務について、調査するものと限定されているので、「質疑」に該当するのが委員会です。4つの委員会の所管は、総務・教育福祉・市民経済・建設水道となります。
議員は委員になって質疑します。
討論は、会派の代表で登壇します。
討論とは、議題に供されている問題に対して、議会の意思決定の前提として議員が賛否の意思を表明することであり、さらにまだ賛否の意思の決定しない議員に対し、自己の意思に賛同させ、また反対意見書を翻意させるためのものです。
皆さんにわかりやすく説明したいのですが、やはり少し難しい説明になってしまいます。申し訳ありません。