前橋市議会 9月定例会 総括質問 コロナ禍における本市のニューノーマルについて
2020.09.19 <日記>
(質問)
1コロナ渦における本市のニューノーマルについて
それでは、市立学校における新しい生活様式に基づいた生活について伺います。学校は、このコロナ渦において、これまでにない、新しい生活スタイルの変更を求められているところだと思いますが、手洗いやマスクの着用、限られた教室内でのソーシャルディスタンスの確保、清掃など感染予防策が具体的にどのように行われているか伺います。
併せて、今後予想される第3波以降への対応を市としてどの様な対策を持って対応していくのか伺います。
(答弁)
市立学校における新しい生活様式に基づいた生活についてですが、手洗いは、登校直後、給食前、体育の授業後、外遊びの後、トイレの後、掃除の後に石けんを使い行うこととしております。
また、マスクについては、常時着用を基本としていますが、熱中症予防に配慮し、登下校時や運動時は距離を確保した上で外すこととしております。教室内は、換気に配慮すると共に、限られたスペースを最大限に活用し、可能な限り距離を確保しております。給食時は、向かい合わせを避けるなど感染予防に努めております。
更に、清掃については、家庭用洗剤や、柄付きの掃除用具、手袋等を活用するとともに、従来の清掃方法の見直しを行うなどし、教職員が児童・生徒と共に清掃活動を実施するなど、校内の感染予防対策をとっております。
今後の前橋市教育委員会の対応としましては、国や県のマニュアルをさらに具体的に踏み込んだ内容の、「学校園における新型コロナウイルス感染症対応マニュアル(前橋版)」を作成、配布し、市立学校の足並みを揃えた対策を進めているところです。
また、これからは、インフルエンザ等の流行時期にもなってきますので、これら感染症の同時流行も踏まえた対策を推進してまいります。
(質問・要望)
市立学校における感染予防対策と今後の対応についてお聞きしました。
今年の夏はマスク着用の中、熱中症対策も大変であったと側聞いたしております。給食時には、仲の良い友達と向かいあって食べるのもひとつの楽しみだったと思いますが、ソーシャルディスタンス確保としては仕方がないことと思います。その中でも子ども達が新しい生活様式とともに自分たちの楽しみ方を見出していくことと思います。
また、国や県のマニュアルをさらに具体的に踏み込んだ内容の、「学校園における新型コロナウイルス感染症対応マニュアル(前橋版)」を私も読ませていただきました。
幼児児童生徒の出席停止の考え方から心のケア、健康管理、日々の生活まで、細かく書かれています。
このマニュアルは前橋版として作成され、本市独自の感染症対応マニュアルで、細部にわたる指示があり、明確でわかりやすい内容となっています。
市内小学校に陽性反応が確認された際にも当局の関係各課の敏速な対応と学校側の連携で陽性児童ひとりに食い止めたことは多いに評価されるべきことです。
日頃の徹底した予防策の効果が発揮されたということでもありますので、引き続きの対応をお願いいたします。