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前橋市議会 6月定例会 総括質問 新型コロナウイルス感染症に伴う休校、休園について

2020.06.24 <日記

2 新型コロナウイルス感染症に伴う休校、休園について

(3) 家庭での過ごし方

(質問)

長く続いた休校が子供たちの学力や人としての成長にマイナスに働いたことが心配されています。休校期間中に、学童クラブや学校での預かりを利用する子供もいましたが、家庭で過ごす時間を多く持てたことは、大変意義深かったとの保護者の声も聞こえています。様々な工夫や対応をとっていただく中で、お子さんの成長を感じることができた保護者の方もいたようです。子供たちも保護者の皆さんも本当によく辛抱し、頑張ってきたと思います。先日の市長答弁にもありました、痛みを共有したという思いです。

もちろん、それには、学校からの家庭での過ごし方や学習への取り組み方の指導、定期的な課題の提供などを行ってくれた先生方の働きかけも支えとなっていたものと思います。

そこで、休校期間中、各学校は、家庭で過ごす子供たちにどのように関わってきたのか伺います。

(答弁者 指導担当次長)

休校期間中の子供たちとの関わりについてですが、市教委からは、各学校に対して、電話連絡や家庭訪問により本人と直接会話するなどして状況把握に努めることと、週に1回は課題の提出日を設定して、児童生徒または保護者に来校してもらうように指示しました。

これを受けて、各学校では担任が電話連絡を行ったり、場合によっては家庭訪問を行ったりして、生活面や学習面の様子を聞き取り、励ましや助言を行いました。また、中学校では、生徒自身が課題を提出に登校した機会をとらえて、聞き取りを行った学校もありました。なお、直接的な関わりではありませんが、児童や生徒に向けた教職員からの励ましや助言を、学校のホームページに掲載する学校もありました。

このように、各学校では家庭で過ごす子供たちの生活習慣や学習習慣のて着に向けて様々な工夫を行い子供たちと関わっておりました。

 

 

(質問)(要望)

この時の家庭の過ごし方について

座談会等は三密を避けるためにできないので、電話取材を何人かの知り合いの方にさせていただきました。

学校からのアンケートなどでは、匿名でもなかなか答えにくいし、電話なら話しやすいということでした。

一例ですが紹介します。

学校が休みの間娘さんの二人の小学生の子供、孫を世話して腰を痛めた70歳の女性。コロナ過労をいう言葉をご自分で作ったそうです。

その娘さんともお話ができまして、その方はご主人を若くしてガンで亡くし、普段ひとりで二人のお子さんを育てています。

自分の母親には今回もとても感謝しているそうです。ただ、娘さんから厳しい言葉もいただきました。最近母子家庭をシングルマザーなどと呼ぶ風潮ができて、まるでそれがブランドのようになっていることに憤りを感じているとのこと。ひとりで子供を育てるということは生きるか死ぬかの戦い。私のように死に別れた妻にとっては屈辱的なことです。きちんと言葉遣いにもきをつけてくださいということでした。前橋市の子育て施策の項目は「ひとり親家庭」という記載なので安心しております。

その大変さも伝わってまいりました。

お米がいただけたことには感謝されておりました。

 

あらいみか(新井美加)

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