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前橋市議会12月定例会 総括質問 前橋市地域公共交通網形成計画について

2018.12.10 <日記

 

(質問)

地域公共交通網形成計画について

  (1) 立地適正化計画との整合性

  建設水道常任委員会において、立地適正化計画の報告や、市内での説明会を聞き、概要等も拝見しますと基本方針のひとつに「公共交通の充実によるネットワーク性の向上を推進」とあり、バスや電車などの本市の公共交通の再編の必要性を掲げ、公共交通政策と二人三脚の計画だという印象です。

今回、地域公共交通網形成計画と立地適正化計画との整合性において、バス交通に特化してお聞きしますが、少子高齢化の進展や人口減少社会の到来により、社会構造が変化している今日において、

本市では、今年の3月に策定した地域公共交通網形成計画に基づき、バス交通の再編を進めているが、この再編に当たり、居住や都市機能の誘導を図る立地適正化計画との整合性をどのように図っているのか伺います。

 

(答弁)

 立地適正化計画との整合性についてでございます。

地域公共交通網形成計画では、本市が目指す持続可能でコンパクトなまちづくりに寄与する、誰もが快適に移動できる公共交通ネットワークの構築を目標とし、立地適正化計画をはじめとした、まちづくり施策と連動することを基本的理念として掲げております。

 このため、立地適正化計画における都市機能誘導区域並びに居住誘導区域への都市機能施設や居住機能の誘導が図れるよう、中長期的な視点で取り組む鉄道網の活性化策も見据えながら、利便性の高いバス路線網の実現に向けて取り組んでいるところでございます。

 いずれにいたしましても、立地適正化計画を担当する都市計画部と十分な連携を図りながら、引き続き、計画に位置付けられた都市機能の充実に努めてまいりたいと考えております。

 

(質問)

 (2) バス路線の現状

 バス交通の再編に当たって、立地適正化計画等との整合性を図りながら進めていくことは理解した。

コンパクトなまちづくりに寄与する利便性の高いバス交通の再編が実現することを期待するものの、現状では、そのような路線は一部に限られていると感じています。地域公共交通網形成計画において、本市の公共交通の課題を「運行本数が少ない」、「終バスの発車が早い」等と整理しているが、いずれにおいても、バス路線の利便性向上を図ることが喫緊の課題だと考えます。

そこで、まずは、市内を運行しているバス路線の現状について、どのように捉えているのか伺います。

 

(答弁)

 本市のバス路線の多くは、JR前橋駅を中心として放射状に路線が延びております。このため、各バス事業者の系統が集まる中心部では、日中においても、1時間に30本程度のバスが運行されている区間がある一方、郊外では、一部の路線を除き、運行本数が少なくなっているのが現状であります。また、中心部では、各系統が複雑に入り組み、運行本数は多いものの、パターンダイヤ化されていないといった課題があるものと認識しております。

 たしかに、各バス事業者の系統が集まる中心部、表町や本町に役2分に1本の割合でバスが運行し、私の地元は、1時間に1本のバスもないというのが現実です。中心部ではパターンダイヤ化は需要な課題であると思います。

(質問)

(3) 利便性向上のための取り組み

本市のバス路線の現状について答弁していただいたが、高齢化等の進展に伴い、バスなど公共交通による移動手段の確保が求められています。

しかし、バスを利用しようとしても「どのバスを利用すれば良いのか、どこにバス停があるのか分からない」といった声があり、バスを利用する機会を逃しているように思えます。

私も自宅近くの総社神社のバス停から、前橋の中心市街地まで、それから、前橋駅、新前橋駅、高崎駅とバスで行ってみました。バスを利用したことはあったのですが、まず、はじめに一番利便性の高いコースを調べたかったのですが、どこの停留所から乗ればいいのかわからず、本市のネット案内からバス会社の案内を見ても、慣れていないせいかよくわからず、近くの停留所へ行って、運行経路と事項表を確認しました。これでは到底高齢者の方が、最初にバスに乗ろうとしても大変な作業であると思いました。

 今では、なんとか路線を駆使し、バスカードも購入して、地元の高齢者の皆さんにバスの乗り方をアドバイスできるようになりました。

まずは、一度バスを利用し、移動手段として活用できることを認識していただくことが重要であると感じており、そのためには、分かりやすい案内表示など、利便性向上に向けた取り組みが必要であると考えるが、見解を伺います。

(答弁)

 バスの利便性向上に向けた取り組みについてでございます。

 地域公共交通網形成計画の策定に際し、バス利用者を対象にアンケート調査を行いましたが、「使いたい時間に運行していない」、「電車やバスとの乗り継ぎが不便」などのご意見が多く、全体的にバス路線が分かりづらいという結果でございました。

このため、バス交通の再編に当たりましては、幹線バス路線を明確化し、運行本数や運行時間帯の充実、パターンダイヤ化等を行う方向で調整しております。

また、路線図や乗り場等を記載した分かりやすいバスマップ、路線バスをはじめとする公共交通の乗り方を解説した「乗り方ガイド」の作成を行うほか、スマートフォン等でバス停の位置や時刻表が検索できるシステムの構築等に取り組んでまいりたいと考えております。

(要望)

 分かりやすい案内表示等の利便性向上に努めるとともに、時刻表を配布するなど、バスが市民にとって身近な移動手段となるようにしていただきたい。

前橋バス路線マップもいただいて、見てみましたが、前橋市全体の地図が載っていて、放射線状にバスが巡っているのはよくわかりましたが、地図の文字がとても小さく、路線バス案内の表も小さく、高齢者には読みにくいと思います。共通バスカードの種類の説明やその他サービスも広く市民に知っていただきたいと思います。

幹線バス路線を明確化し、運行本数や運行時間帯の充実、パターンダイヤ化等を行う方向で調整をお願いいたします。

 

あらいみか(新井美加)

あらいみか事務所

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