女性をかばって命を落とす。涙。合掌。「かばう」というなにより素敵な感情を忘れたくない。
2018.01.25 <日記>
白根山の噴火で亡くなった自衛隊員は女性隊員をかばって、亡くなったそうです。
そんな男らしい男の人が世の中にいてくれたことにまず感動し、涙しました。そして感謝しました。
先日、新聞の本の紹介にこんな広告がありました。
「なぜ、人はバッシングに快楽を覚えるのか?」というテーマで「ざまあみろ」というような感情を
《シャーデンフロイデ》
他人を引きずり下ろす快感を言うそうです。
(最近のニュースでは小室哲哉さん。。残念)
私が小学生の頃、「先生!みかちゃんがふで箱忘れてまーす!」とか、いつも言いつけるいやな男の子がいて
そのたびに学校で一番ケンカが強い男の子が「いちいち先生に言いつけてるんじゃねーよ!」とそのいじわるな男の子に言ってくれて、一番頭のいい男の子が私にえんぴつと消しゴムを貸してくれる・・
そんな幼い頃を送った私には未だにこのシャーデンフロイデとかいう「妬み」の感情がありません。
だから本当は政治家も選挙も向いていないのかもしれません。
一番ヤンチャだった高校生の頃にこんなことがありました。
授業中に隣にいた親友の女の子が先生に「おまえ、ガム噛んでいただろ!!うしろに立ってろー!」と怒鳴られました。
本当に噛んでいたかよりもその子はその先生に目をつけられていて、いつも理不尽に叱られていました。
なので私は「先生!私も噛んでましたー!」と言って、一緒に教室のうしろに立っていました。
私にとって、親友がひとりで立っている方がよっぽど耐えがたいことだったのです。
「かばって」あげてください。
それは日本人がもっとも大事にしている美しい感情です。