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前橋市議会9月定例会 総括質問 道徳教育について

2017.09.20 <日記


2 道徳教育について

 (質問)

(1) 本市の現状

 平成30年度より小学校、平成31年度より中学校で道徳が教科化されると聞いています。価値観が多様化し、決まった正解のない予測困難な時代を生きる子どもたちにとって、じっくり自分を見つめる道徳教育の必要性は高まっていると思います。教科化されることは大変良いことだと思っておりますが、教科化につなげていくためには、今の取組を整理していく必要があると考えます。

そこで、各学校の道徳教育の現状について伺います。

 

(答弁)

道徳教育の現状についてですが、各学校では子どもたちの発達の段階を踏まえ計画的に道徳教育が進められるように全体計画を作成し、道徳の時間を中心に学校の教育活動全体を通じて、豊かな心の育成に努めております。

要となる道徳の時間では、道徳的価値について考える手がかりとして副読本などの読み物教材を活用しながら、友達と互いの考えを交流させたり、自分のこととして考えさせたりすることで、価値について理解が深められるように取り組んでおります。

また、学校全体で取り組むために道徳教育推進教師が中心となり、市教委で作成した「道徳の時間、授業の作り方」を活用したり、互いの授業を見合ったりするなどして、各学校の実態に応じた道徳の時間の充実を図っております。

さらに、道徳の時間で学んだことや考えたことを学校生活やさまざまな体験活動の場で実感できるようにすることで、思いやりの心をもって、他者とともによりよく生きるための基盤となる道徳性の育成に取り組んでおります。

 

2 道徳教育について

(質問)

 (2) 教科化に対する取組

道徳性の育成に向け、各学校で計画的に道徳教育を推進していることが分かりました。道徳の時間が「特別の教科道徳」となり、教科書もできたと聞いています。また、教科化によって評価が行われることになります。保護者や地域の方からは道徳の評価が行われることについて心配の声を耳にします。また、新聞の報道にもありましたが、評価については不安を感じている教員も多いと聞いています。

そこで、道徳の教科化に向けた教育委員会の取組について伺います。

 

 (答弁)

道徳の教科化に向けた教育委員会の取組ですが、各学校で準備が円滑に進められるように研修会を開催したり、国や県からの情報を提供したりして、道徳科の指導内容や指導方法の共通理解を図っております。

本市で独自に行っている研修会では、昨年度から大学の先生を招き、教科化の背景や授業づくりのポイント、評価に関する基本的な考え方について共通理解を図りました。特に、授業づくりについては、ワークショップ形式の協議の場を設けて、具体的な場面を想定した意見交流を行うことで、教員の不安や戸惑いの解消に努めてきました。

9月に来年度に使用する教科書が決定したことを受け、今後、教科書の教材を基に、授業実践を想定した研修会を開催します。教科書ができたことで、教材研究がしやすくなり、年間指導計画も立てやすくなりました。子どもたちも自分の教科書をもつことができ、家に持ち帰って保護者と読んだり、自分の考えを書き込んだりでき、自分の財産になると思います。

評価については不安に感じている教員も多いことから、11月には教科別研究校の授業を公開し、多くの教員が実際に授業の様子を直接見て、子どもたちの見取り方について共通理解を図りたいと考えております。

このような取組を通して、道徳の教科化に向け各学校の準備が順調に進むよう、引き続き支援をしていきたいと考えております。

(要望)
大事な時期の「道徳」を体感できるような授業を盛り込んでいけるような教科課となることを期待します。

 

あらいみか(新井美加)

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