市民経済常任委員会 決算
2016.09.26 <日記>
5 まちなか店舗ホスピタリティ向上支援事業補助金について
(質問)
(2) 制度の見直し
昨年度の実績については理解できた。各店舗がおもてなし向上のために、
この制度をうまく活用しようと努力する姿は、実に心強いものです。
一方で、現在の制度は、中心市街地内の「活性化区域」を基本に設定した
エリアが対象となっていることや、いわゆる夜間主の営業店舗については、
除外していると聞いている。この点について、私自身も、まちなかの飲食店関係者などから、制度改善を望む声をいくつか聞くところであります。
そこで、本市のおもてなし機能の向上を考えるとき、対象区域の拡大や、夜間主の営業店舗の取扱いなどについても「一定のルール」のもとで認めるような制度に変更ができないものか、当局の見解をお尋ねしたいと思います。
(答弁)
本事業については、中心市街地活性化基本計画の「活性化区域」を基本に
補助対象区域を設定しております。また、他の空洞化対策事業と補助条件を
そろえる形で、日中に営業している店舗を対象として、いわゆる「夜間主の
営業店舗」は対象外としております。
しかしながら、中心市街地の果たす「おもてなし機能」については、対象
エリアを含めて、固定されたものではなく、時代の流れや都市環境の移ろい
とともに、変わっていく可能性もあります。
折りしも、現在、中心市街地活性化基本計画の改訂作業を行っていること
から、「本市の中心市街地への来街目的」について、市民アンケートの調査
結果などを精査しつつ、中心市街地の持つ魅力や価値などについて、改めて
分析することが重要であると考えております。
ご指摘いただきました本事業に関わる「制度の見直し」については、中心市街地活性化基本計画の改訂作業と併せて、検討を進めて参りたいと考えております。