前橋市議会定例会 総括質問6月 ホストタウンについて
2016.06.28 <日記>
6 ホストタウン構想について
※そもそもホストタウン構想とは
2020年東京オリンピック、パラリンピックにおける事前合宿の誘致や参加国・地域との交流事業などを担う自治体を「ホストタウン」として登録し、地方創生の推進を目指す政府の取り組みです。
1998年の長野オリンピックで地元の小中学校がそれぞれの参加国・地域を応援した「一校一国」をモデルにしたものです。
登録自治体は一部費用について政府から財政支援を受けられる。2015年11月に登録を希望する自治体の受付が開始され、16年1月、第1次登録となる25都道府県の44件が決定しています。
(1) 取り組み状況
(質問)
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプ地誘致について、本市では国が進めるホストタウン構想にハンガリー国を相手国として第1次登録となって以降、競技団体との連携強化を図るなど事業に取り組んでいる。
県内では高崎市が第2次登録となったが、今後も含め本市の取り組みについて聞きたい。
(答弁)
ホストタウン構想の取り組み状況についてですが、競技団体など関係機関との日程調整が整ったことから、群馬県柔道連盟と連携し本年4月にハンガリー国へ渡航し各団体・機関と協議をはかってまいりました。
この中、ハンガリー柔道連盟とは事前キャンプ実施の意向が確認され、本市の施設環境などを確認するため、会長をはじめとする役員が本市を訪れる予定です。
また、以前から交流事業や言語の翻訳など本市事業に協力いただいているカーロリ・ガーシュパール大学の講師を訪問し、市の東京オリンピックに伴う専門アドバイザーへの就任について了解いただき、本年度に市庁舎において委嘱状の交付を予定しております。
併せて、同大学(カーロリ・ガーシュパール大学)は群馬大学と学生交流を行っていることから留学生との共同事業の検討などについて協議を行ってまいりました。
更に各種交流事業について、大使館をはじめウジュペスト区やブダペスト柔道連盟を訪問し今後の事業について協議を行っております。
今後の取り組みにつきましては、これらの関係団体と連携して事業推進を図るとともに、海外の国・地域との各種交流実績や本市との繋がり、関係性などを踏まえ、ホストタウンの第3次登録についても検討してまいり
たいと考えております。
群馬県柔道連盟と連携し本年4月にハンガリー国へ渡航し各団体・機関と協議を図ってきたとのことで、その効果あって
ハンガリー柔道連盟の事前キャンプ実施の意向が確認され、本市の施設環境などを確認するために会長をはじめとする役員が本市を訪れる予定となっているということでホストタウンの第3次登録についても多いに期待するところです。
(要望)
東京オリンピック・パラリンピック競技の日本のお家芸スポーツはなんですか?というネットアンケートで柔道はダントツで1位。
日本国民に愛されているスポーツです。
本市が事前キャンプ地となり、ホストタウンとなれば全国から注目され、経済効果も期待されます。
関係団体と連携して事業推進を図るとともに、海外の国・地域との各種交流実績や本市との繋がり、関係性などを踏まえ、ホストタウンの第3次登録についても検討していただきたいと思います。