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建設水道常任委員会 決算質問

2015.09.17 <日記

 都市計画に係る土地利用について

(1) 用途地域の見直しの考え方

(質問)

前橋市都市計画マスタープランは、平成27年3月に改訂されましたが、その改訂の趣旨は、改訂前の都市計画マスタープランが策定された直後に旧前橋市と旧富士見村が合併したこと。また、上位計画である第六次前橋市総合計画が改訂されたことなどによるものと聞いております。

都市計画というものは長期に渡る本市の将来像を描くものであることから、その継続性を保つためには改訂が部分的であることは理解できます。

しかしながら本市を見渡しますと、例えば大規模工場が撤退した後、空き工場のまま数年が経ち、その後の企業進出の目途が立たないような土地があるように見受けられます。

特に2号工業団地では、その土地利用は工業系用途に限られており、そうしたことも新たな土地の活用に展開しない、未利用地のままとなってしまう一因とも考えられます。

こうした未利用地をこのまま放っておくことは、地域はもとより本市の活性化の妨げにもなると思われることから、都市計画の継続性には配慮しつつも、ある程度の土地利用の見直しの検討も必要であると考えます。そこで、用途地域の見直しの考え方について見解を伺います。

 

 (答弁)

ご指摘のように、2号工業団地では企業が撤退後に新たな企業立地が進まず、そのままの状態になっていることは認識しております。また、土地利用につきましても工業を中心とした業務系の建物の集積を図るため、用途地域を主に工業専用地域に指定しております。

ご質問の用途地域の見直しの考え方についてですが、用途地域は、建築物の用途・形態の規制により、良好な市街地環境を誘導するものとなっております。従いまして、本市全体の土地利用計画に変更がないかぎり、規制の連続性を尊重すべき性格のものとなっております。このため、用途地域の見直しを検討する場合は、土地利用の動向などを把握し、本市全体の土地利用計画との整合性を図りながら慎重に行うことになります。

(2)用途地域の見直しの必要性

(質問)

確かに用途地域は、建築物の用途を規制することにより、良好な市街地環境を誘導し保全していくことに有効であることは認識しております。また、そのためには規制を継続していくことも必要であり、そう理解もしております。

今後、用途地域の見直しを検討していく際には、土地利用の動向を把握し、本市全体の土地利用計画との整合性を図りながら進めていくとのことですが、さきほども触れました大規模な工場の跡地などでは、やはり何らかの見直しが必要ではないかと思います。そこでお尋ねしますが、この大規模工場跡地周辺の用途地域の見直しの必要性についてはどのように考えているのか見解を伺います。

 

 (答弁)

 用途地域の見直しの必要性ですが、当該地区は工業団地として整備された地区であることから、その経緯や企業立地の考え方により、これまで工業系の用途地域に指定しておりました。また、現在も周辺では工場として操業されている企業も数多く立地しております。そうしたことからも、工場の操業環境を維持・保全していくため、基本的には工業系の用途地域を今後も維持していく必要があると思います。

しかしながら、当該工業団地に隣接している地区など、周辺では工業・業務系以外の土地利用が進んでいる状況も見受けられることから、今後実施する都市計画基礎調査の結果などを基に、その必要性も含めて検討してまいりたいと考えております。

 

(要望)

要望となりますが、さきほどの質問の中でもお話させていただきましたが、地域の活性化のためにも、その時代の状況に応じ、必要と思われる土地利用の見直しを検討するなど、是非、柔軟に対応していただきたいと思います。

 

 

 

あらいみか(新井美加)

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