おいしい前橋の水をいつまでも市民の皆さんにお飲みいただくための質問
2014.09.12 <日記>
1 有収率等の状況について
(1)有収水量
平成25年度の水道事業決算書などを見ますと、収益的収入の大部分を占めている給水収益が54億9千万円ほどとなっており、前年度と比べると1千8百万円ほどの増収となっている。
この給水収益は、水道を使用している方々からの水道料金収入ということになりますが、この料金の基となる年間有収水量は、4千172万㎥ほどとなり、前年度と比べると1万1千㎥ほど増加している。
これまで有収水量については、節水機器の普及や少子・高齢化などが影響し、減少傾向であったと認識しているが、平成25年度決算において、微増ながら有収水量が延びたのはどのような要因が考えられるのか、最近の有収水量の推移を含めて伺います。
(2) 有収率
水道事業は独立採算で経営を行っているので、水道料金の伸び悩みは、経営にとっては大変厳しいものがあると、認識している。
厳しい経営環境ながらも、水道事業の使命である、安全・安心な水道水を安定的に供給するという立場から、今後も継続しておいしい前橋の水を供給し続けていただきたいと考えています。
そこで、このような状況だからこそ、浄水場で作られた水道水が有効に使われ、料金収入として企業を支えるためには、有収率を高めていくことは、企業経営上からも有効であると考えられます。
決算書によれば、平成25年度の有収率は84.1%となり、前年度から0.7ポイント改善しているようですが、この有収率の推移については、どのようになっているのか伺います。
(3) 有収率向上に向けた取り組み
有収率を向上させることは、効率的な経営を行う上で大変重要なことであると考えていますが、当局においては、どのような取り組みを行ってきたのか、また、今後はどのように取り組むのか伺います。