元総社成人盆踊り
2014.08.13 <日記>
この元総社の盆踊りについてはハッキリした由来の書かれた文献はないようです。
300年前からあったという話も聞いたことがあります。
私も幼い頃から、総社神社(明神様)の盆踊りを見に行って、
「美加も20歳になったら踊るのよ」と言われていました。
元総社地区の人々には代々、受け継がれてきたもので、土地に染み付いた風習です。
現在のように、お盆にその年の成人のみが踊り子として、揃いの浴衣で踊るようになったのは、大正時代からのようです。
この盆踊りには、満20歳の兵隊検査を迎える成人を祝う意味と、成人となって、戦争に招集されてしまう仲間とのお別れを惜しむ複雑な気持ちが集まっているのかもしれません。
大きくて豪華なやぐらと女子の桃色の半襟。
「お見合い」の意味もあったと聞くように、華やかな成人盆踊りです。
受け継いでいきたい前橋の伝統です。